労働時間からも労働生産性を見てみよう

 最近話題のツイートがありますが。

GDP2

 労働生産性は、簡単に言えばGDPを人数で割ったものです。
 これについては、ツイート主に賛同致します。日本で価値にならない無駄な労働が多い事実は、改めて指摘するまでもないでしょう。

 ということで、労働時間に基づいたデータをこちらで出してみます。
 下記は、GDPを国内労働者全体の労働時間から割ったものです。利用したのは、OECD DATA内のツール

GDP1

 なるほど、日本は、G7やOECD平均を下回り、イタリアの47.06から8ドルも低い39.39(OECD20位)となっています。
 さて、さらに労働時間を比較してみましょう。

GDP3

 こちらはOECD平均を下回っており、OECD36ヶ国中17位です。つまり、これを見た限りでは、日本は効率はやや悪いが、長時間労働ではないと結論付けそうになります。
 但し、一つだけ罠があります。ここに出ている日本の労働時間は、厚生労働省が調査した、企業に対する調査によって出た労働時間であることです。当然かもしれませんが、違法であるサービス残業を正直に書く企業は少ないでしょう。よって、やや乱暴かもしれませんが、こちらにある年間300時間のサービス残業を換算して順位を見てみると、メキシコ、韓国に次ぐ、OECD3位になりました。また、GDPを国内労働者全体の労働時間から割ったものをこれを考慮して計算してみると、およそ33.5ドルとなり、24位でイスラエルとギリシャの間となります
 ということで、乱暴なこの結果から乱暴に結論付けると、日本の時間当たりの生産効率は、OECD内ではメキシコ、韓国ほどではないが、効率が悪いといえるでしょう

 さて、ここで疑問ですが、メキシコ、韓国はこれを見た限り、サービス残業を換算した日本より長時間労働なのに、特にメキシコにおいて、過労死や過重労働が話題になりません(韓国はある程度社会問題になってますが)。時間算出に影響のあるパートタイムを見ても、日本の22%に対し、メキシコが18%程度と、説得力を持つほどの差はありませんでした。
 ここについては調べても分からなかったので、他の方に任せます(苦笑)。

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