連合はもっと非正規労働者に届くような声明を出した方が良いのでは

 連合の神津会長が、NHKの春闘についてのインタビューを受けていましたが…。

(前略)連合の神津会長はことしの春闘で「ベースアップ」に相当する賃上げを4年連続で要求する方針を掲げていることについて、「デフレの深い闇の中で20年近く物価上昇があまりなかった時代が続き、賃上げができないということが繰り返されてきた。ベースアップできるところは4年目も継続させ、定期昇給などの制度も維持し、頑張れば賃金が上がるという常識を取り戻すことが極めて大事だ」と話しました。

そのうえで、中小企業や非正規雇用で働く人の賃金の底上げや格差是正に継続して力を入れていくとして「去年、大手企業と中小企業の賃上げ率の差を圧縮することができたが、ことしはどうやって持続するかが極めて大きい。賃上げ率はむしろ中小のほうが上になるぐらいの結果を導き出したい」と述べました。

連合会長「頑張れば賃金上がるという常識取り戻す」 NHKニュース 2016/1/2

 言及してる事は、あくまで給与のベースアップが中心で、高度経済成長期の正社員、終身雇用が当たり前の時代みたいな印象を受けました。もちろん、ベースアップ自体を否定する気はありませんが、雇用の調整弁として非正規雇用に関する各制度が悪用される今の時代、ベースアップのみを主張した結果、非正規雇用を切り捨ててしまうのではという誤解(あくまで誤解であると信じたい。連合のホームページにも、非正規の使い捨ては問題という記述もあったのでを与えてしまうのではとも考えます。非正規についての言及はカットされた可能性もありますが、少なくとも、非正規の使い捨ては許さないという言及をきっちりとしても良かったのではないでしょうか。
 また、賃金を上げる為の根拠に言及していないのも、薄っぺらい感じを受けます。「高すぎる内部保留」「向上の余地がある生産労働制」「物価の上昇(当初の安倍政権の目標に届かずではありますが)」等、賃上げの根拠は山ほどあり、それを根拠として賃上げを行うと言及した方が、説得力も増すというものでしょう。

 あえて言ってしまうなら、連合は従来の形骸化されつつある「ベースアップ中心」的なやり方ではなく、今の時代に労働組合の必要性をどう説くべきかを考え、それを実行すべきでしょう。

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