外国人労働者の使い捨て搾取は、労働する全ての人の首を絞める

 いわゆる「日本国籍保持者じゃない人」外国の方の労働者が増加しているというニュースより。

2016年10月末時点の外国人労働者数が初めて100万人の大台を超え、108万3769人を記録していることが、厚生労働省のまとめで分かった。前年同期に比べて19.4%増え、企業に届け出を義務付けた2008年以来最多。全都道府県で前年の数を上回り、増加率もかつてない高さになった。
(中略)
■求められる劣悪な労働環境の改善

しかし、外国人労働者のうち技能実習生や留学生について、劣悪な労働環境や賃金がしばしば問題視されるようになっている。2015年は賃金不払いなど労働基準関係の法律違反行為が厚労省の調べにより過去最多の3695事業所で発覚した。法務省入国管理局も273事業所に対し不正行為を指摘している。
(中略)
外国人労働者の増加を人手不足解消の救世主と喜ぶだけでなく、こうした劣悪な労働環境の改善も政府に求められている。
人手不足解消の救世主になるか? 外国人労働者初の100万人超え ZUU Online 2017年2月4日

 この記事の後半に指摘がある通り、外国人労働者に対しての違法行為は珍しくありません。非外国人労働者に対しても労働法の遵法は不十分ですが、外国人労働者は日本の法律知識がより乏しく、また、言葉も十分ではないという傾向もあり、それに付け込むような悪徳企業は、前に記事で書いたインド料理店シャンティはあくまで氷山の一角であるという位に横行しています(ドキュメンタリー映画『オキュパイ・シャンティ~インドカレー店物語』より。シャンティの件についてのドキュメントDVDです)。

 とはいったものの、「外国人労働者は自分らの仕事を奪う存在だ」「あいつらが低賃金で働くから日本人が割を食う。痛い目に合わせ帰らせた方が良い」みたいに思ってる人も見受けられ(日本だけじゃなく、アメリカがイギリスなどでもこういう声は多いですが)、日本人相手の労働問題よりは少し冷めている感もある気がします。しかし、「外国人労働者であっても違法行為は許さない」ということを当たり前にしない限り、悪徳な企業は違法行為を受け入れる外国人労働者を悪用しますし、また、人手不足で過重労働になっているのなら、受け入れざるを得ない部分もあります。その際に、公正なルールが全ての人に敷かれない限り、卑怯な真似をしたところが一方的に得をし、多くの人がバカを見る事にもなり得ます。
 あくまで、違法な労働が横行する一番の根源は悪徳な企業であることをはっきりと認識し、公正なルールを誰に対しても適用することが大事な事なのは間違いないでしょう。

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