青林堂はもはや企業をかたる反社会勢力である

 青林堂(どうでもいいかもしれませんが、水木しげる氏等が連載していた頃のガロと、今のこの会社のガロは別物で、かつてのガロの編集者は青林工藝舎のアックスに異動しています)のパワーハラスメントが話題になっており、大手新聞社の報道はまだないものの、NEWS23で放送されていました(但し、公式動画はないのでライブドアニュースを引用)。

6日放送の「NEWS23」(TBS系)で、出版社の青林堂で上司からパワハラを受けたとする男性が、生々しい被害の実態を伝えた。
(中略)
復職した中村さんには、専務からの暴言が飛ぶようになったということだ。専務は、中村さんに自費出版の企画を進めるように命じる一方、名刺も与えず、外出も禁止した。支給したパソコンは電源以外接続されず、インターネットやプリントもできない状態だったという。

そんな環境で中村さんは、職場のパワハラの様子を自衛のために録音していた。VTRでは、その生々しい音声が公開された。中村さんひとりに対して、専務や社員が強い口調で追い込むと、別の社員から「あのさ、ひとつだけ聞くわ。本気で編集やる気あんのか、コラ!聞いとんじゃ!」と罵声が響いた。

2016年1月25日の録音には、社内に株主だという人物も現れ、中村さんに「1日何してるんだ? ただそこでぼけっとしてるだけ?」「ストライキだね? 何も(反論を)言わないということはそうだろ!」「その時間を計算して、その分の給料を減らして」などと一方的に詰め寄り、実際に中村さんの給与は、半額にまで減らされてしまったとのこと。

また、2016年1月26日の録音では、女性の専務が中村さんに「今日の業務命令にあなたは今、拒否をしてますから。サボタージュとみなして、スト決行! はい12時!」「はい、スト決行!」と、中村さんの話に聞く耳を持たず、一方的にスト扱いにしていた。
「NEWS23」で青林堂のパワハラ問題を特集 罵声など生々しい実態が明らかに ライブドアニュース 2017/2/7

 これは言うまでもなく、「精神的な攻撃」「業務遂行不可能な命令(過大な要求)」等、厚労省が定めているパワーハラスメントそのものです(定義はこちら)。しかし、録音まであるにも関わらず、青林堂側は「業務命令の範囲内での指導のみです。」と主張しています。他にも、一切パワーハラスメントの事実を認めておりません。
 もっとも、電通然り、このような会社自体は良いことではありませんが結構存在します。しかし、青林堂は、過去エントリーに描いた通り、アンチ労組本を出しています。なお、この本は一部の極端な事例を出して、権力のある企業側の問題には目をつむり「ユニオンや労組は企業を破壊する反社会組織だ」と述べるどうしようもない本です。但し、青林堂のこういう態度を見る限り、スターリン時代の旧ソ連や北朝鮮みたいな法ではなく権力のある人が支配する、強権的な世界が理想であるようなので、そういう意味ではこういう本を出すのも納得できます。
 しかし、日本は(キナ臭くもなっていますが)法が支配する法治国家であり、その前提でいえば青林堂のやる事は反社会的な行為そのものです。そういう意味では、「企業をかたる反社会勢力である」というのも言い過ぎではないでしょう。

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